先日両親を招待した際に格安航空のScootで航空券を手配しました。
はじめはJAL・ANAで検討していたのですが、エコノミーですら2人分で40万円という価格をみて白目。
気が付いたときにはScootを予約していました。
今回ビジネスクラスであるスクートPlusを予約したので、今回の予約内容やスクートPlusの座席・オプション・スクートの注意点などをまとめました。
スクート(Scoot)って?
スクートはシンガポール航空グループのローコストエアラインです。シンガポール航空とのコードシェア提携により、ネットワークが更に充実。30を超える目的地へ、気軽に旅行することができます。
引用:https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/plan-travel/partner-airlines/scoot/
スクートPlusって?
スクートのビジネスクラスのことです。以下のような特典があります。
- 無料座席指定
- エコノミーだと$10.39~
- 受託手荷物30kgまで
- エコノミーだと20kgで$37.4~
- 手荷物2個合計15kgまで
- お好きな機内食+ドリンク1杯無料
- エコノミーだと軽食$5.19~、主食系$14.54~
- 優先チェックインと優先搭乗
- 30MBまでWi-Fi 接続無料
- シート電源無料
- 座席はレッグルームが2倍のレザーシート
※機種によって一部異なります。詳細はこちらより。
公式サイト:スクートPlusのページ
今回の予約内容・オプション
- 2022年8月末に10月初旬のフライトを予約
- 区間:大阪(関西国際空港) ⇔ シンガポール(チャンギ空港)
- 機種:B787
- スクートPlus
- マルチフレックス(予約変更無料)
- おやすみキット
スクートPlus(ビジネスクラス)の座席
撮影者:父
- フルフラットにはなりません。リクライニングは15cmです。
- 座席に画面はありません。
しかし、足元は広めです。特に一番前が広いため、一番前の席を指定しました。
機種によっては一番前のほうの席だと飛行機のエンジン音が気になるかもしれません。
ヘッドレスト・フットレスト付きで、フットレストは若干あがる程度です。
ビジネスクラスではありますが、ANAでいうプレミアムエコノミーみたいなイメージです。
避けるべき座席の場所が確認ができるサイト:https://seatguru.com/
オプション:アメニティ、おやすみキット
料金:1,500円
コチラ今回つけるかどうしようか悩みましたが、往路のみつけてみました。
私がこのようなものがないと寝られないタイプなのでつけてみたのですが、私の両親にはあまり必要なかったようです。笑
広げてみるとこんな感じです。マーライオンのイラスト付きでした。
生地は結構薄めで裏側はフリースになっています。
購入したものなので持ち帰り可能です。
オプション:マルチフレックス
料金:$20~(2,000円)
マルチフレックスというのは、出発の4時間前まで回数無制限でフライトの日時変更ができるというもの。
たった2,000円で何回も予約変更できるならつけておいたほうがいいかな?というのが私の考えです。
ただし、以下の条件があります。
- チェックイン済のフライトは対象外
- 航空運賃の差額がある場合には差額の支払いが必要
ただ、2022/9/10時点で予約後にフライト変更しようとしたら、こんなポップアップがでてきて泣きました。
「フライトの変更手数料が回数制限なく免除」だと!?!?
マルチフレックスをつけた意味とは。。今もこのサービスをしているかは不明です。
Scoot公式:変更可能な航空券のページ
ブックフレックスというものもある
料金:$15~(1,500円)
マルチフレックスは何度も予約変更できるのに対し、ブックフレックスは1度だけ予約変更できます。
値段も大差ないので、マルチフレックスにしておいたほうが安心です。
機内食
機内食は通常オプションになりますが、「スクートPlus」は機内食込みです。
機内食は事前にオンラインで選ぶことができます。
うっかり綺麗なスクショを撮っておくのを忘れたので、両親に送った画像をのせます。荒い。
ナシレマやパンダンフォンなど、シンガポールでよく見かけるものもあります。
私の親は「普通だった」と言ってました。
ドリンク
ウエルカムドリンク
画質が荒い。
機内に乗ると、座席に水が置いてあります。
ドリンク1杯無料
「スクートPlus」はアルコール含め、ドリンクが1杯無料です。
父はビールをもらったようです。
追加でウイスキーの小瓶を1本オーダーしたようで、シンガポールドルで$10と言っていました。
「日本円しかもっていない」というと日本円での支払いも可能だったとのこと。
ほぼ手数料なしのレートでした。
機内Wi-Fi
「スクートPlus」は30MBまで機内Wi-fiが無料です。
アクセスコードが書いてあるカードを渡されます。
カードの説明は全部英語なので、一部のご年配の方には難しいかもしれません。
私の両親はWi-Fiにうまく接続できませんでした。なんで。
帰りも「ブラウザ立ち上げてアクセスコード入れるんだよ」って教えてあげたのになんで。
更にデータを追加することも可能です。
料金がそれなりするため、機内で動画をみたい方は事前に端末にダウンロードしておくことを推奨します。
Scoot公式:機内Wi-Fiについて
オンラインチェックイン
出発48時間内になると、オンラインチェックインができるようになります。
メールでオンラインチェックインのお知らせがくるので、事前にオンラインチェックインをすませておくことをおすすめします。
ただし、オンラインチェックイン後は予約変更ができないため、ご注意ください。
荷物がない場合は空港でチェックイン作業が不要になります。
荷物がある場合でもオンラインチェックインしておくとチェックインがスムーズになります。
出発ターミナル
予約メールの添付ファイル【旅程詳細情報のpdf】にターミナル情報は記載されています。
フライト予定時刻の3時間前よりチェックイン可能です。
チャンギ空港、関西国際空港、成田空港の出発ターミナルについては以下の通りです。
チャンギ空港 出発ターミナル
ターミナル1から出発します。
チェックインカウンターは出発ロビーの第5~7列にあります。
チャンギ空港でのチェックインについては、以下のページに詳しく記載しています。
関西国際空港 出発ターミナル
ターミナル1から出発します。
成田空港 出発ターミナル
ターミナル1から出発します。
Scootのよかった点
とにかく安い
Scootを選ぶ人はきっとこの感動的な安さに魅了されて利用しているかと思います。
今回の費用はこちら。大人2人分です。
おやすみキットをあとから日本円建てで追加したので、それ以外はシンガポールドル建てです。
おやすみキット抜きの価格が$1814.17。
1人あたりの往復料金が大体$900でした。
なお、エコノミーだとその半額以下です。
Scootの注意点
唐突なフライト日時の変更
こちら影響大です。実親側は問題ありませんでした。
しかし、11月に招待している義両親側は2回も日時変更の連絡がきました。
- 1回目:数時間程度の時間変更。
- 2回目:往路が後ろに2日ずれる変更。
⇒ さすがにスケジュールを1週間ずらして調整しました。
搭乗員はほぼ日本人以外
フライトによるかと思いますが、今回は搭乗員みんな日本人ではなかったらしいです。
もしかすると一人くらいは乗ってそうですが。(じじばばの見落としの可能性大)
飛行記録
往路
予定時間 | 実際の時間 | |
---|---|---|
出発 | 15:15 | 15:29 |
到着 | 21:30 | 20:21 |
飛行時間 | 7:15 | 5:52 |
なんだかすごく早く着きました。
ただ、なぜかチャンギ空港で親がイミグレを見つけるまでに1時間弱さまようという事件があり、、早く着いた分歩いてました。ほんとなんでなん。。
復路
予定時間 | 実際の時間 | |
---|---|---|
出発 | 6:25 | 6:49 |
到着 | 14:10 | 13:32 |
飛行時間 | 6:45 | 5:43 |
関空発着は東京と比較するとやはり早いです。
おまけ:ピカチュウジェット
成田・ソウル・台北発着の限定フライトで、ピカチュウジェットが飛びます。
ピカチュウジェットのフライトスケジュールはこちらからご確認ください。
2023年1月、ピカチュウジェットTRに搭乗したときの記録をまとめています。
2022年9月にはチャンギ空港のジュエルにピカチュウが遊びにきました。
パイロットピカチュウ!一緒に記念撮影もできました。
ピカチュウとのコラボをやっていることもあって、ピカチュウジェットではない関空の便でも箱にピカチュウの絵のついたお菓子をもらえたようです。
まとめ
Scootは2022年11月からシンガポール ⇔ 札幌便が運航しはじめるようで、ますます便利になります。
ビジネスクラス利用だとしても非常に安いので、費用を抑えたいときの候補としてはとてもいいと思いました。