虫垂炎(盲腸)かと思ったら、腸間膜リンパ節炎だった話

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mesenteric-lymphadenitisその他

現在進行形で腸間膜リンパ節炎で地味に苦しんでいるのですが、記録として残したいと思います。
(約10日後になおりました)
命の危険はなく手術も不要な軽いものですが、まれに入院することがあるようです。

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腸間膜リンパ節炎とは?

腸間膜リンパ節炎はちょうど虫垂があるあたり(回盲部付近)の腸管リンパ節が炎症を起こすものです。腸間膜リンパ節炎は腸管の感染症や上気道の感染症(風邪等)などで起こり、発熱、腹痛、嘔吐、下痢など、急性虫垂炎と同じような症状が現れます

引用:https://www.fps-net.com/topics_old/2027.html

原因は?

腸間膜リンパ節炎の最も一般的な原因は、胃腸炎などのウイルス感染症です。
胃腸炎は、腸を腹壁(腸間膜)の後ろに付着させる薄い組織のリンパ節に炎症を引き起こします。腸間膜リンパ節炎の他の原因には、細菌感染、炎症性腸疾患、リンパ腫などがあります。

引用:https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/mesenteric-lymphadenitis/symptoms-causes/syc-20353799

英語サイトのほうが情報がたくさんありました。
最近は簡単にブラウザ上でページを翻訳してくれるので、英語サイトでも簡単に情報収集ができます。

経過と症状

1日目

朝から腹痛(みぞおち)、ずっと鈍痛、ちょっと気分悪い

2日目

ずっと腹部の鈍痛(みぞおち)、気持ち悪い、1回嘔吐

3日目

ずっと腹部の鈍痛(みぞおち)、あまり体調よくない、下痢

4日目

ずっと腹部の鈍痛(真ん中)、いつもより体調よくない、下痢

ずっと食欲あり、発熱もないのですが、私の人生においてこんなに長く腹部の鈍痛が続いたことはありませんでした。
というわけで、腹痛4日目にクリニックへ行きました。

簡易的なエコーがあり、お腹をみてくれたのですが、胃腸炎かなと。納得して帰宅。
しかし、夜になって痛みが右下の方に移動してきて、虫垂炎の症状に当てはまる気がしてくる。

5日目

腹部の鈍痛(真ん中、やや右下)、下痢

5日目に再診しました(夫が病院に行ってとしつこい&痛みが移動したため)。

エコーでみてもらったものの、やはり虫垂炎ではなさそう。腸炎疑惑。
しかし、解像度がよくないから、疑惑を消去するために他のクリニックに移動してCT検査をしましょうと。

結果、腸間膜リンパ節炎というものでした。

大人は滅多にならないらしいのですが、私は胃腸が弱いからなったのでしょうか。。
1週間ほどになりますが、まだ治りません。
10日ほどでなおりました。

CT検査とは?

CTとはComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略であり,エックス線を用いて輪切りの画像を撮影する検査です。ドーナツ状の機械の中に,対となるようにエックス線管球と検出器が配置され,それらを回転させて撮影していきます。そして得られたデータを計算して輪切り画像を作成します。

引用:https://www.aichi-med-u.ac.jp/hospital/sh15/sh1503/sh150301/sh15030101/sh15030101_02.html

エックス線での検査なので、妊娠中の方はできません。
事前に妊娠中か・最終生理日はいつかなどの確認がありました。

CT検査で大量のぬるま湯を飲まされた話

腹部の検査だと詳しい体の状態を得るために、大量の水を飲む場合があります。

わたし
わたし

あれ?なんかもしかして何杯もお水を飲むって言ってる?

って思ったら、水を渡されました。ぬるま湯。

500mlのカップ

まず1杯目、450mlほど。

着替える。

2杯目のぬるま湯を渡される。+450ml。

造影剤を注射される。

3杯目のぬるま湯を渡される。+450ml。

ねえ?人間そんなぬるま湯飲めます?
ただ動かずにボケーっと待ってるだけなのに、1350mlも飲めません。
2杯まではどうにかなりましたが、3杯目でもう限界でした。

運動も何もしてないのに飲めない。私には飲めない。

これはさすがに深キョンに飲んでコールされても飲めないわって思いながら、ちびちびと飲んでたら残り1/3くらい残していても許してもらえました。セーフ。

終わったあとも水をしっかり飲めと言われたものの、トラウマ。水のトラウマ。

炭酸ガスを注入された話

ちょっと汚い話です

下着をおろされたと思ったら、炭酸ガスを注入されました。お尻の門に。

大腸CT検査では、肛門から炭酸ガスを注入して、大腸を十分に膨らませてから、CT撮影を行うらしいです。

そんなこと1mmも頭になかったので、何が行われたのか理解できぬまま終了しました。ポカン。
腸のCT検査をするときは、覚悟しておいてください。

多分8割くらいの人には便意がやってきてそうだし、漏らす人がきっといるはずです。(想像)

CT検査は日本語インストラクション

CT検査本番になると無人になるので、機械がインストラクションしてくれます。
私の英語のできなさを察してか、インストラクションを日本語の設定にしてくれました

わざわざ日本語にしてくれたくらいなので難しい言葉がでてくるのかと思ってドキドキ。

「息を吸ってください。止めてください。楽にしてください。」

以上、おわり。さすがに私でもそれは英語でもわかる。(わかる)

かかった時間

12:00頃 検査のために別クリニックへ
~ 待ち時間+お水タイム ~
14:40頃 CT検査
15:30頃 クリニックに検査結果のCDをもって戻る
16:00頃 終了

なかなか長くてしんどかったです。
途中から後悔してきました。もうエコーだけでよかったんじゃなかったのかと。

ただやっぱり、まだずっと痛いままなので、病名がはっきりしてよかったと思います。

今年に入って母子共に病院を変えたのですが、今回の件でますますクリニックへの信頼度はあがりました。親切かつ丁寧でありがたいです。
息子をみてもらったときもそうですが、原因を追求をしてくれるので、安心できます。

薬など治療方法

整腸剤や抗生剤などをもらいました。
自然治癒でどうにかなるかもしれませんが、薬を飲んだほうがきっと回復は早いです。

CT検査の費用

CT検査自体の費用は$1,300でした。
ドローカルなクリニックだともっと安いと思いますが、そこそこのお値段です。
保険は大事。

どうでもいい話 ~ラッキー木の実~

クリニックへ向かっていた朝、駅のエスカレーターを降りていたら背中に何かあたりまして。
下を見たら、木の実が落ちていました。

あ~これが当たったのか~と思ってたら、後ろからローカルおじさんが降りてきて、なぜか木の実を拾う。

そして「木の実が落ちてきて当たったんだよ!心配するな!あなたはラッキーだ!」(英語)って言って私にその木の実をくれました。

ラッキー木の実

そのあと5回くらい「心配するな!あなたはラッキーだ!」って繰り返されて、確かに虫垂炎ではなかったので、ラッキーだったのかもしれません。

ありがとう、ラッキーおじさん。

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