シンガポールで売られている持ち運び可能なブースターシート(チャイルドシート)3選

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持ち運び可能なブースターシート(チャイルドシート)3選子育ていろいろ

配車サービスを頻繁に利用するようになり、ブースターシートを購入しました。
その際に比較検討した持ち運び可能なブースターシートの紹介です。

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シンガポールのチャイルドシートに関する法律について

シンガポールの法律では、身長1.35m未満の人は、チャイルドシート・ブースターシート・調節可能なシートベルトで固定することが義務付けられています。

道路交通法では、シートベルトや適切なチャイルドシートを使用していない運転者や同乗者を発見した場合、最高1,000ドルの罰金か3カ月以下の懲役、またはその両方を科すことができることになっています。

ただし、タクシーはチャイルドシートの着用義務が免除されています

私が頻繁に利用する配車サービスの着用義務やチャイルドシート搭載有無について、
下記の表にまとめました。

種類着用義務チャイルドシート
搭載有無
Taxi(ComfortDelgro)

↑Grab(Standard Taxi)

↑Gojek(Gotaxi)
免除
JustGrab・Gojek

↑Gojek(JustGrab・GrabCar)

↑Gojek(GoCar)
あり
GrabFamilly
あり1つあり
時々だしてくれない

GrabFamillyを利用すれば、チャイルドシートを1つ貸してくれます。
Ages4-7だと、mifoldを貸してくれる場合がほとんどです。

我が子の命を守るチャイルドシート

交通事故時にチャイルドシートを使用しない場合の致死率は適正使用者の約5.3倍だそうです。
例え着用義務のないタクシーでも、チャイルドシートをしたほうが安全であることは間違いありません。

ブースターシートの購入に至ったきっかけ

  • 4歳半頃に息子の習い事が増えて、配車サービスを利用することが増えた。
  • GrabFamilly(Ages4-7)を利用するようになり、チャイルドシートをだしてくれないことが度々発生した。(Ages1-7)の頃はそんなことはなかった。

夫や息子がバスやMRTが好きなため、家族の移動はタクシーを利用することがあまり多くなかったのですが、息子の習い事が増えたことで利用頻度がぐっとあがり、購入に至りました。

また、子どもの安全を第一に考えるならば、本来は体重22kg・身長125cmを超えるまではなるべく背もたれありのフルバックのジュニアシートを使用するほうが良いようですが、現実的なところで持ち運び可能なものの中から検討することになりました。

4歳以上向け!持ち運びに便利なブースターシート3選

mifold Comfort grab-and-go booster

特徴
  • カラーはグレー、ピンク、ブルー、ホワイト、パープルなど。
  • 厚さ4.5cm!重さ700g!
  • 欧州安全基準 ECE R-44/04 取得(日本での利用可)。
  • 体重15~36kgまで対応。
  • コンパクトすぎるが故にブースターシートを持参していることに気が付かれず、乗せてもらえない可能性もあるため、JustGrabなどを利用する際には運転手さんにアピールが必要。

Trunki BoostApak

特徴
  • カラーはグリーン・ピンク。
  • リュックになる!(実物を見ると、大きさの割には物が入らなそうだった)
  • 1.75kgあるため、結構重い。
  • 体重15~36kg(約4~12歳)の135cm未満に対応。
  • 欧州安全基準 ECE R-44/04 取得(日本での利用可)。

Ride Safer Travel Vest

特徴
  • カラーはイエローグリーン、ブラック、グレイ、ブルー。
  • 事前にベストを装着しておけるため、乗車してからベルト着用まで容易。
  • Sサイズだと重さ約1.1kg。
  • ケースがリュックタイプ。
  • Eマークなし。(日本での利用不可※)

日本ではEマーク(国土交通省の安全基準を満たしている)がないと、
恐らく※違反になってしまいます。

※道路交通法を確認してみたものの、確証がもてませんでした

 自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であつて、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため幼児用補助装置を使用させることが療養上適当でない幼児を乗車させるとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。

道路交通法 第七十一条の三(普通自動車等の運転者の遵守事項)  https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105 
道路運送車両法 第二十二条の二かな? https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

Ride Safer Travel Vestはサイズが複数あります。

(出典:Ride Safer Gen5

1インチは2.54cm(Sサイズだと身長86.36~132.08cm、Lサイズだと114.3~144.78cm)です。
4歳105cmの我が子はSmallにしましたが、ちょうどよかったです。

3つを比較

重さ(kg)サイズ(cm)ECE取得有無価格
mifold0.723.5 x 12 x 4.5S$53.90(Amazon.sg)
Trunki1.7540 x 36 x 18S$119(LAZADA)
Ride Safer
Sサイズ
1.138.1 x 24.1 x 8.9S$229(Amazon.sg)
サイズや価格などで3つを比較した表

この表だけみるとmifoldが一番良さそうです。

実店舗ではどこに売っている?

やはり購入前に実物を確認したいところです。私が見つけた売り場を紹介します。

mifoldMotherCare (シンガポール各所 Paragon、Forumなど)
TrunkiMotherCare (シンガポール各所 Paragon、Forumなど)
Ride SaferFirst Few Years (Paragon #05-40)、Playhao (Forum #02-15)

オーチャードにあるParagonの5階やForumの2階であれば3種類すべて揃います。

我が家が購入したのはRide Safer

下記理由でRide Saferにしました。
  • 事前に着用しておけるという点。
    • チャイルドシートを着用する前に走り出す運転手が多いため、事前に準備できる点は魅力的。乗車後はベルト3点通すのみ。
    • 車内にいる運転手にとって、わかりやすい。
  • 持ち運びが容易。コンパクトさだとmifoldのほうが優れているが、GrabFamillyで何度か利用したmifoldは着用に時間を要したため、Ride Saferに。(慣れの問題かも?)
    Trunkiはやっぱり重さが気になった。
  • 一時帰国時は知人がチャイルドシートを貸してくれるため、日本での利用は検討しなくてよい。(一時帰国時や本帰国後も利用したい方には向かない)
  • Eマークはないが、USの自動車安全基準(FMVSS213)に適合しており、安全面で問題ないと判断した。
    ⇒ 衝突試験の動画はYoutubeや公式サイトで確認可能。

シンガポールでチャイルドシートを購入するメリット・デメリット

メリット

  • 安全!交通事故時に我が子の命が助かる可能性が高くなる。
  • 配車サービスの選択肢が広くなる。
    • タクシーよりJustGrabやGojekのほうが捕まりやすい。
      ⇒ 平日夕方や休日の混雑時に全然タクシーが捕まらないことが度々あるため、この点も大きなメリット。
    • タクシーよりJustGrabやGojekのほうが安い場合も多いため、お得。

デメリット

  • 持ち運ぶ際にかさばる。重い。
  • 家族以外と相乗りする場合は使いづらい。
  • 「Eマーク」がついていないものを購入すると、日本で利用できない。

安全というメリットが偉大です

シンガポールと東京の交通事故による死者数比較

あくまでも主観的な意見ですが、バス・タクシーなどの乗っているとシンガポールの運転は日本と比較するとブレーキが急かつアクセルの踏み込みが強いと感じることが多いです。
また、週に2回以上自動車事故を目撃したこともあり、事故は多いのだろうなと感じていました。

そこで、実際にデータを確認してみることにしました。

人身事故の基準・負傷者の基準が東京とシンガポールでは恐らく異なり、比較するには数値が大幅に乖離したため、単純に死者数のみの比較です。

死者数201920202021自動車保有台数
シンガポール11883107約65万台
東京都133155133約442万台
2019年~2021年の交通事故による死者数比較

死者数のみの比較の場合は、東京都のほうが多いです。
しかし、自動車保有台数比に対する死者数だと、シンガポールのほうが圧倒的に多い割合になります。

事故にあわないのが一番ですが、万が一事故にあったときのために購入しておくと安心です。

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